漢方でHappy Life

古くて新しい漢方の知恵がみなさんの健康の支えになります。これからは自分の健康は自分で守る時代です。そのような時代だからこそ漢方は心と体のケアに役立てると思います。このブログを通して漢方の世界に触れ、みなさんの生活に幸せをもたらすことを祈っています。

 

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春と漢方

みなさん、いかがお過ごしですか?

今日は立春ですね。
沖縄は春の陽気に包まれて、とても気持ちがいいです。
桜ももうすぐ終わり、これからは少しずつ気温も上がって過ごしやすい季節になります。

昨日は節分でしたが、
みなさんは、豆まきをやりましたか?
我が家では、二人の息子が赤鬼の面の取り合いになり豆まきやる前から
喧嘩・・・・
普通は、鬼役は父親だと思いますが、
我が家は、鬼役が息子に大人気で、
私は落花生を投げて厄を祓いました。

節分の次の日の今日が

「立春」

になり、旧暦ではこの日を一年の始めとする考えもあるようです。
ちなみに、八十八夜は今日から数え始めます。

立春から立夏まで、旧暦の1月から3月までを春の期間になります。
24節気では次の6つの節気が春に分類されます。

● 立春
節分の翌日です。春の気配が感じられるようになります。
● 雨水(うすい)
水分が雨となって降るようになり、草木の芽生えが始まるころ。
● 啓蟄(けいちつ)
このころになると、長いあいだ土の中で冬ごもりしていたいろいろな虫が、穴を啓いて地上へはいだしてくるという意味です。
●春分(しゅんぶん)
春の彼岸の中日で、昼と夜の長さがほぼひとしくなり、この日を境にして徐々に昼間が長くなり、反対に夜が短くなっていきます。
●清明(せいめい)
肌寒さも少し残る爽やかなころ。草木の花が咲き初め、万物に清朗の気があふれてくるという意味です。沖縄ではシーミーといって、お弁当を持って墓参りして、お参りの後はお墓の前で敷物を敷いてお弁当を食べます。
●穀雨(こくう)
植物を潤す春雨の意味。植物の成長を助ける為に必要な時期です。

みなさんは、この6つの節気は知っていましたか?

私は漢方を勉強するようになってから、カレンダーを見るようになり、
季節の移り変わりを感じるようにしています。
人間は自然の一部分ですから、当然、自然界のさまざまな影響を受けています。
春は、木の芽が青々と芽吹き、生物が生まれ育つ季節です。

東洋医学の考え方の一つに陰陽五行論というのがあります。
これは、ありとあらゆる自然現象を5つに分類して考える方法です。
まずは、自然現象を

「木・火・土・金・水」

というグループに分類します。

木グループ→春、東、風、青、酸 人体では→肝、胆、筋、目、爪、怒など
火グループ→夏、南、暑、赤、苦 人体では→心、小腸、脈、舌、面、喜など
土グループ→長夏、中、湿、黄、甘 人体では→脾、胃、肉、口、唇、思など
金グループ→秋、西、燥、白、辛 人体では→肺、大腸、皮、鼻、毛、悲など
水グループ→冬、北、寒、黒、鹹(かん:塩辛い) 人体では→腎、膀胱、骨、耳、髪、恐など

 
となるわけです。

簡単に説明しましたが、この理論はおくが深いです。詳しい説明は省略します。

この表を見ると
春は木グループに属し、風の性質を持ち、色は青、味は酸味に分類されます。

春と青が関係している言葉は何ですか?
そうです、「青春」ですね。
また、春に吹く風を春一番ともいいますね。

春になると流行するのが花粉症ですが、
花粉症は漢方では

「風邪(ふうじゃ)」

といいます。
普通、風邪と書いて「かぜ」と読みますが、
漢方では「ふうじゃ」と読みます。

風のイメージはどのように感じますか?
物を突然、吹き飛ばしたり、巻き上げたり、あるいは変化が早いとか移動するイメージですよね。

この「突然」「変化」「移動」という言葉が一つの風を表すキーワードです。

又、隙間風のように、ちょっとした隙間にも入り込んでこじ開ける性質もあります。

このような風の性質を持つ邪(じゃ)のため、
体に作用すると目が痒い、涙や鼻水が出るなどの症状がでます。
皮膚の症状でしたら、湿疹があちこちに移動するようなこともあります。
また、この風が体の中で吹き荒れると、高血圧、眩暈などの症状になって現れます。

脳卒中で倒れることを

「中風(ちゅうぶう)にあたる」

といいますが、聞いたことはありますか?
この言葉通り、風に中った(あたった)かのように突然倒れてしまうことをあらわしています。
昔の人の観察力はすごいですね。
この中風は漢方用語では、風邪を引くという意味でも使います。

もし、この風邪(ふうじゃ)の影響を受けた場合はどうするかというと、
体の表面にあれば発散することで治療できます。
つまり、汗をかいて邪を除きます。
ネギ、生姜、シナモン(桂皮)、ハッカなど発散する生薬を使います。
体内で起こった風(内風ないふう)に対しても、それを鎮める生薬をつかいます。

春は、発揚(はつよう)の季節といって、
日差しが強くなり大地が暖められ、気が上昇しやすくなり、それによって草木の芽が
上に上に伸びていきます。

臓腑との関係では、春はの季節です。

肝というのは、
のびのびして自由でいることが好きな臓器で、
外に向かって大きく広がっていくイメージですね。

春になるとウキウキ、ワクワクしてきますが、これはまさしく肝の働きです。

ですから、外からのストレスで、自由にのびのびできなくなると、
イライラして起こりやすくなったり、不安になったり、焦ったりします。

春というと、卒業、入学式など生活環境が変わる季節でもあるので、よけいに精神的に不安定になりやすく、ストレスを受けやすくなります。

そこで肝の気が滞ることのないように、
上手にストレスを発散して気分転換を意識することが大切です。

木グループに属する味はですので
春の果物であるイチゴや柑橘類などの、さわやかな酸味は肝の気の巡りを良くする効果があります。また梅干などでも大丈夫です。
柑橘系の精油を使ったアロマセラピーをやるのもいいと思います。
そして、適度な運動も必要ですね。軽い散歩でも十分です。

春といっても「三寒四温」と言う様に
暖かくなったり寒くなったり気温が変化しやすいですので、
体調管理には十分気をつけてくださいね。

それでは、みなさんHappy Lifeをお過ごし下さい!
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プロフィール

加藤悟

Author:加藤悟
読むだけでリラックスできる漢方的ブログです。
ホット一息つく時間のお供に、私のブログはいかがですか?東洋医学的立場から日常生活で役立つ情報を発信していきたいと思います。
出会ってよかったと思えるヒントがここに隠れています。

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