小青竜湯は西洋薬との併用は大丈夫なのか?
花粉症に使われる漢方薬として有名な小青竜湯

この小青竜湯は花粉が大量に飛散して
重症化した場合を除いて、小青竜湯単独でも大丈夫です。
小青竜湯に鼻噴霧用ステロイド薬や点眼薬を
併用する場合もあります。
さらに、
抗ヒスタミン薬との併用も問題なく使えます。
抗ヒスタミン薬には眠気の問題がありますが、
小青竜湯を併用することで眠気の防止にもつながります。
小青竜湯で花粉症の症状改善につながりますが、
これは、あくまでも表面的な問題を解決しているだけ
つまり、本質的な改善にはなっていません。
毎年春に花粉症で悩まされないためにも
体質改善の目的で漢方を服用することをお勧めします。
人は困ったときに、一生懸命に治療しますが、
いったん症状が落ち着いて気にならなくなると
体の事への関心が薄れてしまいます。
毎年同じ症状を繰り返してその場しのぎで過ごすより
もっと根本的な問題として体質改善や食生活を含めた
生活習慣を見直すことが重要ですよ!
もし、体質改善の目的で
漢方を服用したい方は、こちらの記事が
参考になりますよ!
⇒花粉症になりにくい体質にする「本治」に使われる漢方薬

この小青竜湯は花粉が大量に飛散して
重症化した場合を除いて、小青竜湯単独でも大丈夫です。
小青竜湯に鼻噴霧用ステロイド薬や点眼薬を
併用する場合もあります。
さらに、
抗ヒスタミン薬との併用も問題なく使えます。
抗ヒスタミン薬には眠気の問題がありますが、
小青竜湯を併用することで眠気の防止にもつながります。
小青竜湯で花粉症の症状改善につながりますが、
これは、あくまでも表面的な問題を解決しているだけ
つまり、本質的な改善にはなっていません。
毎年春に花粉症で悩まされないためにも
体質改善の目的で漢方を服用することをお勧めします。
人は困ったときに、一生懸命に治療しますが、
いったん症状が落ち着いて気にならなくなると
体の事への関心が薄れてしまいます。
毎年同じ症状を繰り返してその場しのぎで過ごすより
もっと根本的な問題として体質改善や食生活を含めた
生活習慣を見直すことが重要ですよ!
もし、体質改善の目的で
漢方を服用したい方は、こちらの記事が
参考になりますよ!
⇒花粉症になりにくい体質にする「本治」に使われる漢方薬
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【花粉症の漢方薬】小青竜湯の効き目を高める飲み方とは?
花粉症に効果のある漢方薬でも
飲み方が間違ってしまったら効果がありません。

漢方薬の効果を最大限に発揮するには
飲み方はとっても重要です!
医療用や市販の漢方薬はすべてエキス製剤です。
つまり、
インスタントコーヒーと同じです。
インスタントコーヒーをめんどくさいからといって
そのまま口に入れて飲む人はいませんよね?
それと同じことで、
漢方薬は必ずお湯に溶かして飲んでください。
よく患者さんで
「漢方薬なんて効果がない!」
と文句を言う人がいますが、
よくよく聞いてみると、飲み方が間違っているケースが多いです。
ですから、
小青竜湯の効き目を高めるなら必ず
お湯に溶かして飲んでください!
でも、
溶かして飲むと、独特な味や匂いで
どうしても飲みにくいという方は
粉を水でなくお湯で飲むようにしてください。
<関連記事>
花粉症の漢方薬について詳しく解説!
飲み方が間違ってしまったら効果がありません。

漢方薬の効果を最大限に発揮するには
飲み方はとっても重要です!
医療用や市販の漢方薬はすべてエキス製剤です。
つまり、
インスタントコーヒーと同じです。
インスタントコーヒーをめんどくさいからといって
そのまま口に入れて飲む人はいませんよね?
それと同じことで、
漢方薬は必ずお湯に溶かして飲んでください。
よく患者さんで
「漢方薬なんて効果がない!」
と文句を言う人がいますが、
よくよく聞いてみると、飲み方が間違っているケースが多いです。
ですから、
小青竜湯の効き目を高めるなら必ず
お湯に溶かして飲んでください!
でも、
溶かして飲むと、独特な味や匂いで
どうしても飲みにくいという方は
粉を水でなくお湯で飲むようにしてください。
<関連記事>
花粉症の漢方薬について詳しく解説!
花粉症の漢方薬 小青竜湯の特徴と注意することとは?
花粉症の治療をする場合、
西洋薬として使われるのが抗ヒスタミン薬です。
抗ヒスタミン薬は花粉症状を改善してくれるのですが
眠気の問題があります。
今では眠気の少ない第二世代抗ヒスタミン薬のスイッチOTCである
アレグラFX、クラリチンEXがスイッチOTCとして
ドラックストア・薬局で購入できます。


けれども、
いくら眠気が少ないとは言え
完全ではないので多少の不安があります。
眠気が少なくても集中力の低下も考えられるので
注意が必要です。
抗ヒスタミン薬の眠気が心配で薬が飲めない場合や
西洋薬だけでは効果に満足できない場合に
漢方薬が処方されます。
漢方薬を花粉症に使う場合、
ファーストチョイスが小青竜湯です。

小青竜湯はアレルギー性鼻炎に保険適応があり
花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまりに有効です。
小青竜湯は眠気の心配もなく、含有の麻黄には、
カフェインが含まれていて覚醒作用があるため
集中力が高まります。
花粉症の治療は、初期療法が有効なので
症状が少しでもあれば、花粉飛散前から小青竜湯を飲み、
症状がなければ花粉飛散予測日から開始するといいです。
小青竜湯と言えども
注意することがあります。
先ほど紹介した麻黄には、胃腸障害を引き起こしたり、
動機、不眠を引き起こす可能性があります。
必ずこのような症状が現れるわけではありませんが、
服用して副作用があらわれたら、麻黄を含まない
苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)に変更したほうがいいです。

西洋薬として使われるのが抗ヒスタミン薬です。
抗ヒスタミン薬は花粉症状を改善してくれるのですが
眠気の問題があります。
今では眠気の少ない第二世代抗ヒスタミン薬のスイッチOTCである
アレグラFX、クラリチンEXがスイッチOTCとして
ドラックストア・薬局で購入できます。


けれども、
いくら眠気が少ないとは言え
完全ではないので多少の不安があります。
眠気が少なくても集中力の低下も考えられるので
注意が必要です。
抗ヒスタミン薬の眠気が心配で薬が飲めない場合や
西洋薬だけでは効果に満足できない場合に
漢方薬が処方されます。
漢方薬を花粉症に使う場合、
ファーストチョイスが小青竜湯です。

小青竜湯はアレルギー性鼻炎に保険適応があり
花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまりに有効です。
小青竜湯は眠気の心配もなく、含有の麻黄には、
カフェインが含まれていて覚醒作用があるため
集中力が高まります。
花粉症の治療は、初期療法が有効なので
症状が少しでもあれば、花粉飛散前から小青竜湯を飲み、
症状がなければ花粉飛散予測日から開始するといいです。
小青竜湯と言えども
注意することがあります。
先ほど紹介した麻黄には、胃腸障害を引き起こしたり、
動機、不眠を引き起こす可能性があります。
必ずこのような症状が現れるわけではありませんが、
服用して副作用があらわれたら、麻黄を含まない
苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)に変更したほうがいいです。

花粉症の漢方的な考え方 小青竜湯以外に花粉症に使われる漢方薬とは?
まず、花粉症に対する漢方薬の
ファーストチョイスが小青竜湯です。

小青竜湯は花粉症に限らず
アレルギー性鼻炎に広く使われて、
科学的なデータ(エビデンス)があります。
小青竜湯には、麻黄という生薬が含まれていて
場合によっては動機や胃腸障害が出る場合があります。
そのような場合は麻黄を含まない
苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)を使う場合があります。

サラサラした透明な鼻水が止まらない場合は
漢方的に診断すると「寒証」である場合があります。
「寒証」とは、簡単に言うと
体が冷えている状態のため、
より体を温める生薬が入った
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)を使うときもあります。

現代人は、常日頃から冷たいものを取りすぎて
体の中を冷やす傾向があります。
分かりやすく言うと、
氷を入れたコップを置いておくと
コップに水滴がつきますよね?
その水滴が鼻水です。
つまり、
体を冷やしすぎると、むくみやすくなり
水が滞るようになります。
その滞った水が、アレルギー性鼻炎や気管支炎を
引き起こしたりするのです。
逆に、花粉症の方で、寒証ではなくて、
熱の症状を現す「熱証」の方がいます。
小青竜湯が適応の「寒証」タイプは、
サラサラの鼻水、くしゃみが多いのですが、
「熱証」タイプでは、目の充血、鼻づまりが
メインの症状になります。
熱証の方の漢方薬としては
越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)や
麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)が使われます。


このように
寒証と熱証で使う漢方薬が違うので
自分の症状を観察して服用するように
してくださいね!
ファーストチョイスが小青竜湯です。

小青竜湯は花粉症に限らず
アレルギー性鼻炎に広く使われて、
科学的なデータ(エビデンス)があります。
小青竜湯には、麻黄という生薬が含まれていて
場合によっては動機や胃腸障害が出る場合があります。
そのような場合は麻黄を含まない
苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)を使う場合があります。

サラサラした透明な鼻水が止まらない場合は
漢方的に診断すると「寒証」である場合があります。
「寒証」とは、簡単に言うと
体が冷えている状態のため、
より体を温める生薬が入った
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)を使うときもあります。

現代人は、常日頃から冷たいものを取りすぎて
体の中を冷やす傾向があります。
分かりやすく言うと、
氷を入れたコップを置いておくと
コップに水滴がつきますよね?
その水滴が鼻水です。
つまり、
体を冷やしすぎると、むくみやすくなり
水が滞るようになります。
その滞った水が、アレルギー性鼻炎や気管支炎を
引き起こしたりするのです。
逆に、花粉症の方で、寒証ではなくて、
熱の症状を現す「熱証」の方がいます。
小青竜湯が適応の「寒証」タイプは、
サラサラの鼻水、くしゃみが多いのですが、
「熱証」タイプでは、目の充血、鼻づまりが
メインの症状になります。
熱証の方の漢方薬としては
越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)や
麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)が使われます。


このように
寒証と熱証で使う漢方薬が違うので
自分の症状を観察して服用するように
してくださいね!